2007年05月18日

 ハーレクイン・ロマンス  こぼれ落ちた月日/エリザベス・パワー

こぼれ落ちた月日 陪審員として宣誓をする直前、被告側の弁護士から退廷させられたサンチア。その彼女を弁護士のアレックスが待っていた。怒りもあらわに話しかけてくるアレックスだったがサンチアは2年前事故に遭い、その直前1年間の記憶を失っていた。アレックスはサンチアとパーティで出会ったと言うが…

 久しぶりの記憶喪失もの。ヒーローとヒロインの出会いは冒頭で描かれているのだけど、それから二人が裁判所で再会するまでには多くの出来事があり、ヒロインの記憶同様伏せられています。ヒーローサイドの心情も出てくるのでちらっとかいま見えますけど。小さなすれ違いが大きくなっていくこと、ヒロインを思いやり守ろうとするも傷つけてしまうヒーローの心など丁寧で、なかなかよかったんじゃないかなーと(すいません、後半眠気とともに読んだので記憶と感想がぼんやりしています)。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆

2007年05月17日

 ハーレクイン・ロマンス  無垢なプリンセス/フィオナ・フッド・スチュアート

無垢なプリンセス ブラジルの農園主の娘ガブリエラは父親ゴンザロからマルドラビアの大公リカルドとの結婚を勧められる。結婚を望まないガブリエラはリカルドに反発するが、彼もまたその気はなかった。しかしゴンザロが急に倒れ、いまわの際に二人は結婚を約束させられる…

 19歳と若いお嬢様ヒロインと彼女と結婚することになったプリンスのストーリーです。お騒がせカップルの結婚顛末記というか、結婚せざるを得なくなった二人は周囲の人間に大いに助けられて結ばれていきます。ヒロインも幼くわがままなところもありますが、それよりもヒーローは十分大人でしかも一国を統べる大公でその脇の甘さは許されるのか?と思いまして。ただ、この作者さんの描くヒーローは皆そんな感じで時には呆れさせられるようなヒーローもおり、ある意味とても人間くさいヒーローばかりと言えるのかもしれませんね。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆

2007年04月30日

 ハーレクイン・ヒストリカル  名うての貴族/ニコラ・コーニック <読書会の秘密1>

名うての貴族 朝レイチェルが川岸で読書をしていると突然一糸まとわぬ男性が川から上がってきた。仰天しながらもうっとりと見つめたレイチェルはそれが両親の仕事仲間で幼なじみのコーリーだと気づく。狼狽えるレイチェルをコーリーはからかうが…

 ニコラ・コーニックの新シリーズ「読書会の秘密」1作目です。小さな村の読書会に参加するレディたちの恋とフランスのスパイの謎が中心となります。

 今回のヒロインは考古学者の両親と各地を移動する生活を続けたため、一ヶ所に落ち着いた生活を望む女性。一方のヒーローは考古学者で自らの冒険心の赴くまま生きてゆきたい男性、将来に正反対のものを望む主人公たちというわけで、これは現代物でもよくあるテーマですよね。個人的には今回の見所はうぶなヒロインを前にぐっとこらえるヒーローでしょうか。信頼しきった兄のような幼なじみの関係から踏み出すためには、キスひとつさえなかなか、なかなか…じれったいのよ(そこがいいの)!

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

2007年04月18日

 ハーレクイン・ロマンス  愛したのはシーク/ジェイン・ポーター

愛したのはシーク 子供の写真集を出版するため各地を旅しているカメラマンのタリス。バラカの小さな町の市を取材していたとき突如銃声が鳴り響き彼女は馬に乗った男たちの一団にさらわれてしまう。タリスをさらった男はここはバラカではなくワーハだと言い、彼女にスパイの容疑をかける…

 砂漠の国バラカが舞台だった「スルタンの花嫁」「砂と太陽の国で」の関連作です。今回はバラカの隣国ワーハが舞台です。「砂と太陽の国で」はこんな理由から未読です。
 最初のほうはいかにもアメリカ人ぽいヒロインでうんざりさせられました。が、後半のふたりは恋に落ちたというのとはまた別の印象ですけど、強く結ばれていく感じがなかなか良かったんじゃないかなあと思います。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆

2007年04月17日

 ハーレクイン・ロマンス  憎しみは愛の横顔/ルーシー・モンロー

憎しみは愛の横顔 小さな宝石店で働くエリーザを恋人だったサルバトーレが訪ねてくる。大きな取り引きを控えた宝石店の防犯面が心配というエリーザの父親の要請からだった。一年前サルバトーレの子を妊娠したエリーザは彼にそれを告げたが彼は自分の子だとは信じず、彼女は流産し…

 普段はそんなに好きでもないルーシー・モンローですけど、今回は好みかも。面白かったです。ヒーローがヒロインをめちゃくちゃ酷い目にあわせまして、そうなった理由が少しずつ明かされていきます。で、それがまたヒロインに更なる苦痛をあたえることになり、ホントにひどいヒーローだよう、最後のほうは泣きそうでした。最初からヒーローにズタズタに傷つけられるヒロインの苦しみがとても伝わってきて、でも彼がそうしてしまった理由を理解も出来るし、ヒロインがヒーローを受け入れる理由もわかるのよね。はぁ~ドラマにどっぷり浸った感じです。

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

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