2006年11月25日

シルエット・ラブストリーム  捨てられた天使/ルース・ランガン <サリバン家の女神たち3>

捨てられた天使 セレストが経営するニューイングランドの古いホテル〈オールド・リバティ・タバーン〉に元恋人ドリューがやってくる。同じサリバン・グループにいたドリューは一年前セレストと別れライバル社の幹部となり〈オールド・リバティ・タバーン〉買収のための視察に来たのだった。未だ想いを残したままの二人は…

 「サリバン家の女神たち」最終話、三女のセレストがヒロインです。長女のアレックスが運営していた〈スナッグ・ハーバー・ロッジ〉は居心地のいい隠れ家という意味だそうですが、姉妹は三人とも種類は違えど居心地のいい場所を作ることを生業としているようです。

 今回は再会ものなのですが一応は穏やかに別れたらしく、いきなり喧嘩が始まるとかとげとげしさもなくかといって無視しあうような冷たい間柄でもない、二人とも大人同士の対応です。それでも相手を放っておけない…と。Rを読み慣れているとこう言うのは珍しく感じますね。ヒロインは忙しくも生き生きと働いていて好感。3作の中ではこれが一番面白かったです。(たぶん一番分かり易い)

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

2006年11月24日

シルエット・ラブストリーム  さすらいの貴公子/ルース・ランガン <サリバン家の女神たち2>

さすらいの貴公子 リズベスが営む小さな町のB&Bに近所の家の改築工事のために町を訪れた建築家コリンが滞在することになる。シーズン前で他に滞在客もなく共に過ごすことが多い二人は徐々に惹かれ合っていくが…

 「サリバン家の女神たち」2作目、次女のリズベスがヒロインです。

 同じB&Bを営むヒロインと言うことで作家は違いますが「心やすらぐ緑の宿」を思い出しました。料理が好きで(食事シーン多いです!)花に語りかけ庭仕事に精を出し住民全てが顔見知りのゆったりした町で根を下ろした暮らしを好むヒロインと世界各地を旅して暮らすヒーローという対照的な組み合わせ。臆病になるヒロインをゆっくりゆっくりやさしくかき口説くヒーローです。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆

2006年09月24日

シルエット・ラブストリーム  罠に落ちたレディ/ルース・ランガン <サリバン家の女神たち1>

罠に落ちたレディ ニューハンプシャー州でロッジを運営するアレックスはオフシーズンに祖父の紹介客グラントを受け入れる。交流を持とうとせず何かに苦しんでいるような暗い影のある彼に関わるまいと思っていても放っておけないアレックスだった…

 メモ お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆

 サリバン三姉妹のシリーズ「サリバン家の女神たち」1作目、長女アレックスがヒロインです。三人はサリバン・グループのホテルを1軒ずつ任されているようで、アレックスは主に狩猟客が訪れるロッジ、次女リズベスはB&B、三女セレストは由緒あるホテルを運営しています。

 ロッジは森や湖に囲まれた場所にあり、主人公たちはそこを歩き回ったりなどしてニューハンプシャーの秋の景色が続きます。ヒーローの抱える闇はその美しい自然やヒロインの素直な心によって徐々に癒されていきます。風景は見てみたいな~と思わせられました。想像をめぐらせているだけでも気持ちよさそう。ストーリーは若干パンチ不足だったかもなのですが、主人公ふたりともクセがなくしみじみとしてなかなか良い話でした。

2006年07月17日

シルエット・ラブストリーム  シークの口づけ/デイナ・マートン

シークの口づけ (シルエット・ラブストリーム) 特命防衛部隊SDDUの一員であるダナ。武器密輸組織を食い止めるためベハーレーンでの任務中に飛行機が撃墜され彼女ひとりがパラシュートで砂漠に着地した。幾日も砂漠をさまよった末ベハーレーン国王の従兄シーク・サイードに助けられるが彼もまた命を狙われていた。作戦を知られたくないダナは記憶喪失を装い、サイードは彼女をキャンプに連れて行く…

 非常にテンポがよく展開が早いお話でした。どちらかというとこの手の特殊部隊ものストーリーは不得手なのですけど(もっと違うシークものを想像してましたし)、勢いに飲まれてあっという間に読んでしまいました。次々と現れる刺客、ベハーレーンの国内情勢、そして…。ヒロインがめちゃくちゃタフでアクションシーンもてんこ盛りです。

 メモ お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

2006年06月17日

シルエット・ラブストリーム  捧げられた花嫁/ヘザー・グレアム

捧げられた花嫁 新婚旅行でアイルランドを訪れた日、キャサリンは夫を亡くす。夫の死に疑問を抱いたままアイルランドに留まるが、ある日領主のジャスティンと結ばれ、夫への裏切りに耐えられずアイルランドを去る。八年後キャサリンに作家としての仕事が入り、彼女は息子を連れて再び彼の地を訪れるが…

 公式のあらすじとか読んでロマンティックな再会ものを期待していたんですが、全然違うじゃん!ヒロインの夫は崖から落ちて謎の死を遂げているし、同じ日に若い女性が殺されているし、八年後にはヒーローの婚約者は殺されるし、ヒロインは牧羊神の夢を見続けるし…とまぁ40ページも行かないうちにこれだけのことが起こるサスペンス・ロマンスですよ。出だしがおどろおどろしい割には怖さはあまりないので(恐がりの私基準)いいんですが。ヒーローは領主様なので傲慢系を想像しましたが割と甘口でした。

 メモ お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

 ヒロインの喫煙シーンが多く出てくるのは20年前の作品ならではかな。