2007年04月09日

ハーレクイン・イマージュ  葡萄色の追憶/キャロライン・アンダーソン

葡萄色の追憶 古い屋敷の一角でティールームを営む未亡人のアニーは家主であるマイケルに初めて会う。アニーはティールームを開く前フランスで料理人として働いているとき恋に落ちたが恋人のエチエンヌは事件に巻き込まれて殺され、アニーはひとり帰国して息子を出産した。マイケルと会って不思議なつながりを感じるアニーだったが…

 補足としてはヒロインはティールームの共同経営者が亡くなった後に彼女の夫と結婚し、現在はその夫も亡くなり未亡人となりました。現在は義理の娘が二人とエチエンヌの子である息子がいます。
 あらすじを読んだ時点でエマ・ダーシーのあの作品を思い出しました。今回は冒頭からタネを明かしていますけれどね。ヒーローは熱愛型、ひたすら辛抱強くヒロインに求愛します。ホント一生懸命だからねえ、ヒロインがもごもご…(ネタバレにつき自粛)。それ以外は結構面白かったと思います。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆

2007年04月08日

ハーレクイン・イマージュ  心の花嫁/レベッカ・ウインターズ

心の花嫁 恩師であり親友の兄であるミゲルの離婚裁判でニッキーはミゲルの不倫相手として召還される。バスク地方の文化を研究していたニッキーは八ヶ月前にあった出来事から、大学を辞めコロラドに引っ越していた。裁判では同じ研究に携わったニッキーとミゲルの親しい関係が明らかになっていくが、ニッキーは彼に妹の親友以上の存在としてに扱われることはなかった…

 今月の新刊「きみに捧げる祈り」を読んでいたら無性に読み返したくなってしまったのがこの作品です。
 前半は離婚裁判の様子が綴られ、ヒロインがどのようにヒーローに惹かれていったか、どんな出来事があったのか、ヒロインがヒーローの元を離れた理由などが徐々に明らかになっていきます。人知れず親友の兄に恋心を募らせていったヒロインとヒーローの実際の関係は…?これが裁判形式だからか、わりとスリリングでどきどきしてしまいます。後半はヒーローの心情も(読者へ)描かれ、過去の同じ出来事をどのように見ていたか、全く別の面が明らかにされ、意外な真相が露呈します。このへんはホントに面白いな~と思います。気になるところと言えばヒロインの想いが激しすぎるところが若干あれなのですが、この作者さんはどれも全般的にそんな感じとも言えますね。

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

ハーレクイン・イマージュ  きみに捧げる祈り/レベッカ・ウインターズ

きみに捧げる祈り かつて神父のジャロッドを愛したシドニーは実ることのない恋から教師を辞め町を離れ、イエローストーン公園のレンジャーとなった。一年以上が過ぎ、ふたたび高校教師の職を得て別の町へと移ったシドニーの前にジャロッドが現れる。彼は司祭を辞めたと彼女に告げ…

 恋してはいけない人に恋したヒロインは職を辞め町を離れ、一方のヒーローは悩み抜いたあげく司祭という職ではなくヒロインを選んで彼女を追ってきます。それが更なるヒロインの悩みの始まりで、それまで彼はすばらしい神父でありその仕事を心から愛していたことを知っていただけに、いつか彼が職を離れたことを後悔するのではないかとなかなか受け入れられません。真剣で深い深い想いに悩む主人公ってのはこの作者さんならではでしょうか。感情の揺れ動きがメインとなっています。この前の作品よりは面白かったかな、と。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★☆☆☆☆

 ところで司祭についてはWikipediaで確認。

カトリック教会において、司祭とは司教・司祭・助祭と三つある聖職位階のうちの一つ。(中略)一般には神父という敬称で呼ばれる。  --Wikipedia「司祭」より

牧師とは違い、妻帯は許されていないらしいです。

2007年02月06日

ハーレクイン・イマージュ  愛に戸惑うとき/レベッカ・ウインターズ

愛に戸惑うとき ジリーは夫を亡くした後イエローストーン国立公園のレンジャーとして働いている。数多のデートの誘いにも応じず氷のプリンセスと渾名されていたが、ある日ガソリンスタンドで見かけた男性に心惹かれる。それが新しいレンジャーで隣人となるアレックスだったが、彼がひと夏の間預かっている少年のことで二人の間に誤解が生じ…

 ストーリーは主人公二人とヒーローと暮らす少年ジャマルの三人が中心となって進みます。夫亡き後は男性を寄せ付けなかったのにあっという間にヒーローに惹かれてしまうヒロインのとまどい、自らの過去ゆえにジャマルの力になりたいと心を砕くヒーローの悩みを丁寧に描いています。が、後半どうもヒロインに同調できなかったんですよねえ。いきなりそれって、何かちょっと…。こういう行動を取ろうとするヒロインて決して珍しくないはずなのに唐突においてきぼり感、何故か冷めてしまって。

 お気に入り度:★★☆☆☆ ホット度:★☆☆☆☆

2006年12月06日

ハーレクイン・イマージュ  運命のイヴ/ジェシカ・ハート

運命のイヴ 母親にせっつかれクリスマスは実家で過ごすことになったソフィー。気が進まない理由は今は妹の夫となった元婚約者の存在だった。幼なじみで親友のブラムに相談しているうちに彼は自分と結婚すればいいと言い出し…

 長年友情しか感じていなかった二人が突然結婚を意識しだして…という幼なじみもののお話です。ヒーローが結婚を言い出したときはまだ友情+手近にいるから程度でしたが、徐々に異性としての魅力、かけがえのない人として相手を見始めます。季節もピッタリの、あったかほのぼの展開が良かったわ~。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★☆☆☆☆

2006年11月03日

ハーレクイン・イマージュ  プロポーズは強引に/サラ・モーガン <ゴージャスなときめき1>

プロポーズは強引に ニコは2年前一度だけ子供を授からない夫婦のために人工授精のドナーとなったが…。看護師でシングルマザーのアビーは新任の小児科医を見て驚く。学生時代の親友ルチアの兄ニコだったからだ。当時数えるほどしか会ったことのないニコがその晩アビーの家を訪ねてきて…

 サラ・モーガンの「ゴージャスなときめき」1作目。今回は小児心臓外科医の兄ニコ、次回は産科医の弟カルロがヒーローとなります。試し読み付き。

 前半はヒーローが強引に事を進めますし問題も次々に起こって、んんん、こんなムードの作家だったかな?と思いましたけど、後半は甘~くホットになっています。自他共に認める傲慢ヒーローのラストの告白がいいですね。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆(3.5)

2006年10月12日

ハーレクイン・イマージュ  しとやかな誘惑/バーバラ・ハネイ <サザンクロスの恋1>

しとやかな誘惑 牧場で働いていた弟が連絡を絶ち、チャリティははるばるイギリスからオーストラリア北部へやってきた。町のパブで弟のボスだったケインに会い弟の行方を尋ねると彼は知らないと言うが、何かを知っている様子だった。そのまま酔いつぶれてしまったチャリティはなりゆきからサザンクロス牧場の家政婦として働くことに…

 サザンクロス牧場に暮らすマッキノン3兄妹の恋を描いたシリーズ「サザンクロスの恋」1作目です。今回は真ん中のケインがヒーロー。長兄のリードはケインの双子、妹のアニーは今回あまり出てきません。

 とてもさわやかな作品でちょっとユーモアもあり楽しかったです。主人公たちの目に見えない争いとか。冒頭ではきわどい会話もしてしまうのに、もっと積極的に出てよぉ!キスさえなかなかしないんだからも~~っ!と焦れますね(^^;

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★☆☆☆☆

2006年10月04日

ハーレクイン・イマージュ  パリの妖精/サンドラ・フィールド

パリの妖精 新進気鋭のバイオリニスト・リアは友人の薦めで出席したパリの仮面舞踏会でセスと出会う。たちまち惹かれ合う二人は熱い一夜を共にするがリアは仮面を外さず名前も告げぬまま立ち去った。しかし数ヶ月後に妊娠が判明しリアはセスに手紙を書くのだが…

 そこから物語は八年が経過します。前作でもそうだった、熱く運命的な出会い(こういうの好きです)から始まるストーリーはパリからカリブ海、ウィーンなど世界中をめぐることに。主人公二人とも忙しいのは珍しいかもね。色々と熱々な二人だから過去の話が解決したらそれでオッケーかと思いきや、ガンコヒロインならぬ頑ななヒーローが。今回ヒーロー母は許せると思いました。だから読後感も悪くなかったです。

 メモ お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆(3.5くらい)

2006年10月03日

ハーレクイン・イマージュ  キスまでの距離/ジェシカ・スティール

キスまでの距離 ルームメイトが引っ越し新しい同居人を探さねばならなくなったテイ。広告を出した直後、テイの部屋をひとりの男性が訪ねてくる。無愛想で高価な服装をし画家だというマグナスとフラットをシェアするのはためらわれたが他に応募してくる人もなく、テイはマグナスと共同生活を始め…

 冒頭ではテイの複雑な家庭環境、フラットの微妙な事情などの説明もありますがそこまで書くと長くなるので省略しました。すごーくよかった、とは言えないのですが安心して読めるいつものパターンです。ジェシカ・スティールですからねえ、それなりに苦労しているけどうぶなかわいいヒロインとやきもち焼きのヒーロー(相手がうぶだから全然気づいてもらえない)です。ひどかったのはヒロインの母親で、ガツンと報いがあると面白かったかも。

 メモ お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★☆☆☆

2006年10月01日

ハーレクイン・イマージュ  白い夜に抱かれて/キャサリン・ジョージ

Bargaining With the Boss (Harlequin Romance, No 3493)  :Amazon
 ボスのジェームズに密かな想いを寄せていた秘書のエラリーは、重要情報を漏らしインサイダー取引に関与した疑いを突然かけられる。ショックを受けたエラリーは辞表を提出し、両親が営むカフェ兼レストランで働き始めた。ある日ジェームズがレストランに現れエラリーを夕食に誘い出し仕事に戻って欲しいと言うが、エラリーは断り…

 エラリーは普通に恋に悩むヒロインですが、誇り高く、相手が好きな人だからといって決して妥協はしない、頭をしゃんとしたイメージのあるキャサリン・ジョージのヒロインそのままです。そんな彼女にどんどん夢中になっていき、翻弄されるヒーロー ハート を読むのが大好きです。ヒーローはかなり(作者に)いじめられていますから。

 メモ お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

 ところで裏表紙には雪山山荘ものみたいなことも書いてあり、それは嘘ではないけれど、少しニュアンスが違うと思いました。

2006年09月03日

ハーレクイン・イマージュ  失われた結婚/トリッシュ・ワイリー

失われた結婚 アメリカで出会ってすぐ結婚したアビゲイルとイーサン。アビゲイルはアイルランドに帰国してイーサンが迎えにくるのを待ち、そのまま八年の歳月が流れた。過去を忘れようと決意したアビゲイルはイーサンに手紙を書く。そして30歳の誕生日、彼女の前にイーサンが現れた…

 ここには書きませんけれど、何故彼は迎えに来なかったのかはすぐにわかります。そこからふたりは少しずつお互いを知り、気持ちを組み立てていきます。夫婦ものってことになるのですが、どろどろしたものはなく何ともさわやかな優しいロマンスでした。

 メモ お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★☆☆☆

2006年09月02日

ハーレクイン・イマージュ  仮面の花嫁/サラ・モーガン

仮面の花嫁 病床の母を救うため、アリージアは祖父ディミトリオスの要求をのんでセバスチャン・フィオルキスとの結婚を承諾する。フィオルキス家の船の事故のせいでアリージアの父は亡くなり母は床につきアリージア自身も子供を産めない身体になった。アリージアと結婚させフィオルキス一族を絶やすという復讐がディミトリオスの目的だった。ディミトリオスの事業を引き継ぐため結婚を了承したセバスチャンはアリージアの容姿に惹かれるが…

 ヒーローがヒロインに対して冷たい態度を取ったり酷い言葉を投げつけるシーンもあるんですけど、ヒーロー側の心情も書かれているためフォローになり中和されています。ヒーローサイドの視点が入るってこういうメリットもあるのね。後半は熱愛度が高まりいい感じ。むふ。ジジイヒロイン祖父の悪人度はかなりのもので、同じギリシャ系で同じように結婚を強制し後半は丸くなった「裏切られた夏」(リン・グレアム)の祖父とはえらい違いです。ヒロインはあまり元気のない様子が多かったのがちょっと…なのだけど(事情が事情なので当然か)、ドレスとかダンスとかかわいい面も見せているのでオッケーかと。もう一回ゆっくり読み直したいなー。

 メモ お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆(3.5)

2006年08月06日

ハーレクイン・イマージュ  砂漠の楽園/マリオン・レノックス

砂漠の楽園 (ハーレクイン・イマージュ) ジェナと幼い妹のカーリーはパースまでの旅の途中、カーリーの父親の仕打ちから逃れるため衝動的に砂漠の中の無人駅で列車から降りた。しかし次の列車が来るのは4日後。困り果てたふたりが灼熱の中、停車場から見える古びた建物へ歩いていくと、埃だらけの家にひとりのカウボーイがいた…

 砂漠ってアフリカかなアメリカかなとか暢気に思っていたらアウトバック(オーストラリア)でした。表紙写真は豪邸ですけど主な舞台となるのは砂漠の中にぽつんと立つ小屋。とはいえ部屋数多し。

 ヒロインのジェナとヒーローのライリーは共に肉親・家族の愛情に恵まれぬ環境にいました。そんな過去を背負ったふたりの話ではありますが、ムードメーカーとなるジェナの異父妹カーリー(特にけなげでかわいい)、どんな状況であっても前向きであるジェナが、結構明るくほのぼのした物語の雰囲気を作っています。缶詰料理を工夫したり、小屋を掃除したりもあたたかさをアップ。…ですが、もう恥ずかしいくらいめちゃくちゃ泣いてしまいました。中盤の誕生日のシーンあたりでじわっと来て、後半クライマックスでは涙が止まらなくなってしまったです 涙。どのへんがツボにはまったのか説明不能ですけれど、殆ど期待していなかったから不意打ちを食らったせいかなぁ。今のところ今月では一番良かったです。

 メモ お気に入り度:★★★★★ ホット度:★☆☆☆☆

2006年08月05日

ハーレクイン・イマージュ  愛なき求婚/ジェニー・アダムズ

愛なき求婚 フィービーは親友に頼まれベビーシッターを務めるため彼女の兄マックスの家へやってきた。しかし急に双子の父親になったマックスはフィービーの手助けに感謝するどころか、彼女を辞めさせようとしたり、ふたりは諍いを繰り返す…

 ヒーローはいわゆるシングル・ファーザー。前半はヒーローに全く魅力を感じませんで もやもや (傲慢で情が薄くてetc.)、読むのがしんどかったです。後半はそれぞれの心情がわかるようになって、やや良くなったかな。

 メモ お気に入り度:★★☆☆☆ ホット度:★★☆☆☆

ハーレクイン・イマージュ  過去からのラブレター/レベッカ・ウインターズ

過去からのラブレター (ハーレクイン・イマージュ) 兄夫婦亡きあと甥のアランとスイスに暮らすトリスは古い荷物の中から自分に宛てた手紙を発見する。それはレイチェルという女性からで、トリスは彼女と結婚の約束をしたらしい。しかし彼は当時の記憶を事故で失っていた。アランはトリスの部下の力を借りてレイチェルを捜すと…

 記憶喪失&シークレットベビーもの、物語の半分はスイスが舞台です。結構ほのぼのストーリーでした。子供たちの出番が多く(ふたりとも良い子なので救われますが)、レイチェル×トリスよりもふたりにアランとナタリー(レイチェルの娘)を加えた4人でストーリーが進行、まず子供たちを尊重…てな展開になりますので、行動に出る出ないに関わりなくもーっとヒーローが情熱的だとツボだったんだけどなぁと惜しい気持ちになりました。結構淡々としているように見えまして、ハイ。

 メモ お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★☆☆☆☆

2006年08月03日

ハーレクイン・イマージュ  情熱のヴェネチア/キャサリン・ジョージ

情熱のヴェネチア 休暇でヴェネチアを訪れたローラは親友が頼んでホテルなどを手配してくれたドメニコと出会う。彼は自ら進んでディナーや観光につきあってくれ、ローラはヴェネチアの休日を満喫する。そして同時に二人は惹かれあい恋に落ちていくが…

 ダイサート家もののスピンオフ、「見知らぬヒーロー」ヒロインのフェン・ダイサートの親友ローラが主人公です。ドメニコはフェンの義兄(姉の夫)ロレンツォのホテルの関係者。物語中にはフェンの結婚式もあります。

 序盤はずっとベネチア観光でロマンティックな雰囲気が盛り上がり~ので、中盤からは様々な障害・危機がふたりに訪れます。そこから面白くなるんですけどね!作中でヒロインの母親も言っていますが、ふたりともプライドが高く血の気の多い似たもの同士。いろーんなことでぶつかり合ってはもにょもにょ、また喧嘩してはもごもご、と、お互いにきりきり舞いしたりさせたり。そんなヒロインがやっぱり好きです。

 メモ お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

 もしかしてこの作品のスピンも書かれるつもりなのかな~と思いました。下地はバッチリだし。7/5分はまだ残ってはいるけれど、一旦これで終わりとします。この本は一番最初に買ったのに、結局読むのが最後になってしまいました。

2006年07月31日

ハーレクイン・イマージュ  シークの罠/サラ・モーガン

シークの罠 (ハーレクイン・イマージュ) 兄ピーターの借金の返済期限を延ばして貰うため砂漠の国カズバーンへやってきたエミリー。しかしエミリーと会ったプリンス・ザックは期限は延ばせない、ピーターは犯罪者だと告げ、彼女を宮殿に軟禁する。エミリーはこっそり宮殿を抜け出すが…

 ただの借金だと思っているエミリーと国民に対し詐欺を働いたと思っているザックの見解はズレていますが、とにかく兄はひどいなー。で、本題は純真無垢うぶなヒロインvs傲慢且つ疑い深いヒーロー。「愛」という言葉こそなかなか出てきませんけど、終始ラブラブといっていいのではないでしょうか。これでイマージュ?と思うほどホットでしたしね…

 メモ お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★★☆

2006年07月30日

ハーレクイン・イマージュ  真夏のマーメイド/サラ・モーガン

真夏のマーメイド (ハーレクイン・イマージュ) アンナは診療所に勤める医師。パートナーのデイビッドが療養する夏の間、彼の息子サムが診療所の代診医となるが、アンナとサムは昔から犬猿の仲。テレビ出演もする有名ドクターのサムは撮影隊を引き連れ、新しい番組の撮影を診療所ですると言い出しアンナは反発する。更にふたりはある事情から同居することに…

 いやもう面白かった!父親同士が同じ診療所の医師という幼なじみだけど全くそりが合わない二人は相手にイライラしっぱなし。ずっと言い合いをしてああいえばこう言う状態なのですが、決して深刻なものではなく、むしろテンポよく楽しく感じました。肝心なところでは息もピッタリですしネ。前半のふたりの反発が大きいので、互いに惹かれていることを意識しだす後半の困惑、もどかしさがたまりませんわ~ ハート×2。田舎町(コーンウォール)の夏の風景っていうのもいい感じ。

 メモ お気に入り度:★★★★★ ホット度:★★★☆☆

 幼なじみものが好きなので★はちょっと甘めになってるかもしれませんけど、幼なじみっぽい描写(過去の因縁とか)は殆どないです。でも何とはなしに実は互いのことがわかっているんじゃないかな~という空気はありますかねえ。

2006年07月28日

ハーレクイン・イマージュ  禁じられた口づけ/キャロル・モーティマー

 前の職場で上司のセクハラに悩まされたキットは地味で控えめな秘書を演じてきたが、一目会ったときから上司のマーカスに惹かれてきた。ある日マーカスは週末の出張に同行するようキットに命じる。しかも彼の恋人らしく振る舞えというが…

 ん~~~これはちょっと…だったかも 汗アセ。とにかく色んな要素を詰め込みすぎ。そのどれもがモーティマーの以前の作品で読んだことあるようなエピソードだったと思いますし、ごちゃっとしていてわかりづらく、もやもや 肝心のメインのふたりの話がぼやけて見えました。

 メモ お気に入り度:★☆☆☆☆ ホット度:★☆☆☆☆

2006年07月27日

ハーレクイン・イマージュ  公爵のプロポーズ/ルーシー・ゴードン

公爵のプロポーズ 考古学者のジョアンナは昔の婚約者グスターヴォの家、モンテジャーノ公爵家敷地内の発掘に携わることになった。かつて結婚式直前にグスターヴォは他の女性に恋をし、それを知ったジョアンナは身を引いて、彼はその女性と結婚したのだ。現在、ふたりは離婚を経験しそれぞれ子供がいたが…

 こーんなひどいヒーローは初めて!いわゆる鬼○系といわれるひどいヒーローはたくさん見てきましたが、それとは全く別の、鈍さ自覚のなさ優柔不断さはひどすぎる、許し難い。怒 あまりにあまりなヒーローなので涙が出ましたよ、もぉ。彼に比べるとヒロインの前夫やヒーローの前妻でさえ彼らなりの筋が通ってると思いました。

 メモ お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★☆☆☆

 あ、ストーリー自体はとても面白かったです。ヒロインの性格もさっぱりして気持ちがいいですし。

ハーレクイン・イマージュ  花嫁のあやまち/ジェシカ・スティール

花嫁のあやまち 父親が再婚した後は家事をして支えていたコリー。だが父親が亡くなって遺産が全て若い継母に残されることになり、コリーは職と住まいを探さねばならなくなる。まず秘書の面接を受けるが実務経験のない彼女に見込みがあるはずはなかった。しかしコリーから事情を聞いた社長のサイラスは便宜結婚を持ちかけてきて…

 ほのぼのまったりちょっとクスッと笑えるユーモアもあるジェシカ・ワールド、ストーリーもいつものパターン通りでした。便宜結婚で完全に別居しているのにヒーローを気遣い徐々に恋に落ちていくきまじめで優しいヒロインがかわいいです。

 メモ お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★☆☆☆☆

2006年07月02日

ハーレクイン・イマージュ  キスは森のなかで/サンドラ・フィールド

キスは森のなかで 母親が亡くなって自分が養女だったことと双子の妹フィオーナがいることを知ったカリンは、妹に会うためカナダからイギリスへやってきた。妹が住む大邸宅を外からうかがっているとひとりの男性がカリンをフィオーナと間違えて抱きしめ、情熱的なキスを…

 カリンにキスした男性レイフはフィオーナの幼なじみで彼女を結婚相手として相応しいと考えてはいるものの、友人以上の関係はありません。この後ストーリーはカリンとフィオーナの関係、カリンのつらい過去などをからめてカリンとレイフの関係が進んでいきます。愛情に対して臆病になるカリンにレイフがとっても優しく辛抱強く、それに最初の森の中のキスシーンがよかったわぁ…。

 メモ お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

2006年05月13日

ハーレクイン・イマージュ  シチリアで愛して/サラ・モーガン

シチリアで愛して 別居して1年、離婚調停が進んでいる夫リコが突然スターシャの前に現れる。リコは事故にあって昏睡状態が続く彼の妹キアラがスターシャの名前を呼んだので、彼女を連れに来たのだった。半ば脅されるように想い出の地シチリアへ同行したスターシャは…

 別居の引き金となったのはスターシャが他の男と裸でベッドにいたというもの。その辺の事情、二人が離れてしまった真の原因などが徐々に解き明かされていきます。別居の引き金はソレだったのですが、二人の間の事情、結婚生活自体の問題など、ほとんどヒーローvsヒロインでがっぷり四つに組んでいます。

メモ お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

2006年04月27日

ハーレクイン・イマージュ  愛の森/モーラ・マクギブニー

 ローガンからプロポーズされた日、キャスリンは彼と妹のキャロルが愛し合う現場を目撃してしまう。翌日彼女は姿を消し、以来5年の間一人ひっそりと暮らしていた。そんな彼女の前に突然ローガンが現れ、強引に自分の家に連れて行く。キャスリンが失踪した後、ローガンはキャロルと結婚していたが…

 気になったので早速読んでみました。読んでいくうちに徐々に内容を思い出しまして、前に読んだときもラストにちょっと微妙な感じを受けて、今回もそれは変わらず。そこ以外はかなり好きです。ヒロインは不器用でかたくなだけど感情は理解でき、一方5年という月日を経てもヒロインに熱い思いを抱くヒーローも素敵。にしてはちょっと隙があるというか無神経な部分もあり、ん~これは仕方がないのかな~。

メモ お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★☆☆☆☆

2006年03月18日

ハーレクイン・イマージュ  愛が生まれるとき/レイ・マイケルズ

オンライン書店ビーケーワン:愛が生まれるとき 友人夫妻がカリブへクルーズに行く週末に彼らの家に泊まり込んで双子の赤ちゃんのシッターを引き受けたニッキ。そこへ共通の友人であるセスが食器洗い機の修理にやってくる。彼はニッキが結婚式当日に花婿を捨てた現場にいた人間でもあり…。しかし夫妻の乗った船をウイルスが襲い隔離されたため、ニッキは二人が帰宅するまで双子の世話をセスに分担させようと説得する…。

 メモ,お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★☆☆☆☆

2006年03月05日

ハーレクイン・イマージュ  侯爵に愛されて/アン・ウィール

オンライン書店ビーケーワン:侯爵に愛されて グラナダのホテルで働くカシア。ある日モンドラゴン侯爵が客として訪れ、ふとしたきっかけから彼女は侯爵と親しく言葉を交わす。ほのかな憧れを抱きつも手が届く人ではないと思っていたカシアに侯爵はある提案を…

 初っ端侯爵は女連れでホテルへやってきます。こういうの(ヒロインと出会った時点、それ以後もヒーローに恋人がいる)ってロバータ・レイのヒーローにありがちだったんですが(引き合いに出す名前が古くてスミマセン)、最近はあまり見かけないかなー。(たぶん)恋愛感情ほとんどナシで定期的にガールフレンドを変える、少し前によくいたタイプのヒーローです。

 ストーリーは淡々と進む分ラストが良かったなぁ~。「マドリードの恋人」のスピンオフだそうですが、もう憶えてない…。中盤に出てくる夫婦がこの主人公夫妻だったっけ?

 メモ お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★☆☆☆

2006年01月01日

ハーレクイン・イマージュ  噂の関係/キャサリン・ジョージ

噂の関係 生まれ故郷でドレス・リフォーム店を営むエイヴァリーはひょんなことから実業家のジョナスと知り合う。デートして胸がときめくが、彼がエイヴァリーの店舗の新しい家主になるとわかり…

 1800号記念ということで作者からのメッセージつきです。
 都会で仕事をしていたけれど現在は故郷の小さな町で商売しているヒロイン。ちょっとしたことから知り合い惹かれ合ってヒーローとデートをしますが、(紳士的に)積極的なヒーローに対し抑えた感じのヒロインはいつものキャサリン・ジョージ。小さなトラブルや諍いを乗り越えた先には大きな秘密(裏表紙より)があって、なかなかスムーズに行きません。
 秘密は予想していたもので、たぶんこの結論は賛否両論あるような気がします。私はハッピーエンドだからいっか、と。
 全体的にはストーリーに波のあるいつものキャサリン・ジョージ。ヒーローは結構メロメロなんですけどヒロインが頭をしゃんとした感じがあってそこが好きなところです。

メモ お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

2004年09月03日

ハーレクイン・イマージュ  見知らぬヒーロー/キャサリン・ジョージ

 時々××が読みたい!気分になる事ってあると思うんですが、今回「キャサリン・ジョージ読みたいっ!!」と手近にある本をつかんだら「無邪気な人質」でした。この作品、自分では話自体はそんなに好きじゃないと思うんです。でもキャサリン・ジョージ・テイストはまんま味わえるので何度も読み返しているもののひとつ。(何故か枕元に置いてあります)
見知らぬヒーロー それでも物足りなかったのでまだ読んでいなかった「見知らぬヒーロー」に手を付けました。ダイサート家の物語5作目。1作目でその出生が明かされた末娘フェンの物語です。
 この作品は過去にダイサート家の作品を読んだことがあるかないか、予備知識があるかないかで印象が違ってくると思います。過去作を読んだほうから見ると、ヒロインは「このわがまま娘がっ」てカンジ。また、後半が駆け足だったような気がして少し残念。前半がゆったりペースなんですよね。
 そんなこと言ってますが、全体としては満足。ダイサート・ファミリーも勢揃いしているので1作目から読み直したくなりました。
 蟹サンドイッチ、美味しそうでした。データ

2004年08月15日

ハーレクイン・イマージュ  ある出会い/ヘレン・ビアンチン

 昨夜の「チューボーですよ」はムサカでしたね。ポイントはギリシャ風ミートソース(シナモン入り)とギリシャ風ベシャメルソース(卵黄・粉チーズ入り)と見ました。夜中だというのにすぐにでも作りたくなりましたが小麦粉を切らしていたので断念。
 ムサカというとすぐに「ある出会い」(ヘレン・ビアンチン)を思い出します。はっきり言ってこのふたつは私の中でワンセットです。

 ギリシャ系富豪(子持ち)に嫁いだヒロインがある日義母の家に招かれ食事をとります。結婚は契約結婚で、二人は10歳以上の年の差があります。ヒロインは事あるごとに夫に反発し、夫の昔のガールフレンドに悩まされ、夫より年の近い義理の息子とは仲良くなりますが義母とはなかなかうち解けないままです。年齢の話題が出て食卓が険悪になったとき、ヒロインはとっさにムサカを誉め「お義母様のお手製ですの?」なんてことを言って話題を変えるのです。

 この作品はオーストラリアが舞台ですが、様々なギリシャ色が見えます。他にはギリシャ料理のイカとタコの話が出てきます。パーティでそれを出されたヒロインは辟易し「ひどいものだった」と感想を漏らすのですが、ヒーローの元ガールフレンド(ギリシャ系)を招いたパーティではあえてギリシャ料理を出しイカとタコも口にしてみせます。女の意地の張り合いですわ~♪

メモ 追記
 近いうちにヒーローの息子のスピンオフが出るようです。

2004年05月08日

ハーレクイン・イマージュ  愛をくれた天使/マーガレット・ウェイ

愛をくれた天使 マーガレット・ウェイの『愛をくれた天使』を読みました。う~ん、一体何だったのだろう。ごちゃごちゃぐるぐる行ったり来たり。出だしはすごーくいい感じだったのですが、中盤からは半分投げていました、ごめんなさい。

2004年03月10日

ハーレクイン・イマージュ  ドクターの情熱/サラ・モーガン

ドクターの情熱 サラ・モーガンの『ドクターの情熱』を読了。この作家さんの作品はたぶんこれが初めて。うちのデータベースによるとこれが2作目、1作目もヒーローはドクターだったらしい(特にスピンオフではなさそう?)。1作目も未読本の箱をかき回せば出てくるでしょう…。

 表紙からイタリアが舞台のものかと思いましたがさにあらず。イギリスの産院が舞台でヒロインは助産婦、ヒーローは産科医です。彼はイタリアンヒーローにありがちな強引さを抑え、じっくりと情熱的にヒロインをかき口説きます。二人の日常となる産院の描写が多かったのですが、実はこれが結構面白かったです。