2007年08月15日

ハーレクイン・アフロディーテ  秘密の初恋/ヴィッキー・L・トンプソン

秘密の初恋 (ハーレクイン・アフロディーテ 22) 大学を卒業して広告代理店で働く20歳のケイシーは、がり勉から脱却し、なりたい自分になろうと努力している。ある日同僚とくじ引きをして社外で剪定作業をするすてきな男性に声をかける役になったが、彼は義兄の友人でケイシーの初恋の人サムだった。大人の女性になるための一歩として短い恋の相手を求めるケイシーだったが…

 ヴィッキー・L・トンプソンは「二人だけの夏」以来、恋のアバンチュールを求めるヒロインというどうも似たよ~な設定が多いと思っています。今回は勉強に没頭してきたせいで恋愛とはあまり縁がなく、これからたくさん恋を楽しみたいハタチの若いヒロインと、逆に遊びの恋は終わりにしてそろそろ腰を落ち着けたい三十路ヒーローが主役。ヒーローはヒロインが友人の妹とは気づいていないので、彼女が20歳だということは知りません。そこですれ違いが生まれるわけで…。ま、そこはよかったのですが、いわゆるアバンチュールの部分がもうひとつ楽しめなくて、うん。多くページが割かれているので(と言うかメイン?)好みに合う方ならいけるんじゃないかなーと思います。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

2007年03月06日

ハーレクイン・アフロディーテ  初めての夜に/ジーニー・ロンドン

初めての夜に 三ヶ月の交際ののち初めてベッドを共にしたクリストファーとエレン。ところがクリストファーが突然プロポーズし、付き合いが短すぎると不信感を抱いたエレンは彼と別れる。三ヶ月後、ニューオーリンズ南の邸宅フェリシー・アレーで開かれるミステリー・イベントを兼ねた企業研修のオープニングに参加したエレン。ともに謎を解いていく同室のパートナーとなったのは三ヶ月ぶりに会ったクリストファーで…

 前半は頭の固いヒロインにかな~りムッとしたのと、登場人物が入れ替わり立ち替わりでせわしなくてなかなか波に乗れませんでした。けれど中盤以降は200年前の事件を探る(ロマンティックな)ミステリー、セクシーで愛情深いヒーローの押しもあって結構楽しめました。過去の出来事をひもといていくものが好きなのと、丁度リージェンシーの頃のアメリカというのも興味をそそられまして。謎の探索部分は何回か読み直さないと頭に入っていかなかったりしましたけど、面白かったです。
 どうやら同じ著者の「ヴィーナスの化身」のスピンオフらしいのです。読んだことがないので以下は推測ですが、「ヴィーナス-」でヒロインだったレノンや彼女の大おばも再登場します。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★★☆

2007年03月05日

ハーレクイン・アフロディーテ  涙の相続人/ジェイン・A・クレンツ

涙の相続人 フレーミングラック・エンタープライズ社で社長補佐となって二ヶ月、気性の激しい社長のカイルをうまく操り社の改革を進めてきたレベッカ。しかし会社が催したパーティで、彼女が社長の操縦に長けているのはふたりがベッドを共にしているからだという噂をカイル本人から聞きショックを受ける。レベッカはずっとカイルに想いを寄せていたのだ。その夜カイルから誘われたレベッカは…

 かなり懐かしいテンプテーション風味の作品です。まあ、タイトルの「涙の-」ってのはクレンツの作品として(クレンツのヒロインを考えると)ちょっとどうかなあと思います。
 ある目的を持ってヒロインに近づいたヒーローですが、冒頭時点で既にヒロインに夢中になりヒロインもまたヒーローを想うようになっています。周囲の人間からはドラゴンと怖れられている彼もヒロインにかかると形無し、当初の思惑が露見してうろたえるヒーローがかわいい。そして強く包み込むようなヒロインの愛情もいいなあ。

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆