2007年08月20日

ハーレクイン・ロマンス  情事への招待/スーザン・ネーピア


 長い年月を捧げてきた恋人を自分より若い女性に寝取られたノーラ。彼から平凡だと言われたノーラはその夜新しいドレスと靴を買い、パーティで一番危険な男の気を引いてみようと決意した。そして完璧な男性ブレイクに話しかけようとしたとき…

 超久しぶりに登場のスーザン・ネーピア。昨年のウエディング・ストーリーにも収録されていますが、それを除くと2002年8月の「熱い取り引き」以来、なんと5年ぶりです。ですので期待半分、心配半分で読み始めましたが杞憂に、とても楽しく読めました。傷心から一時の情事を求める女性が主人公となると一夜の情事とかそのへんのうわーっとホットな展開?と思いきや、そそっかしいヒロインのトラブル・コメディなんでしょうか。もちろんセクシーな展開やヒロインのトラウマといった複雑な問題も絡めていますが、ちょいちょいヒロインをからかうヒーローとそれに反応するヒロインが楽しかったです。

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

2007年08月19日

ハーレクイン・ロマンス  プリンスの裏切り/ルーシー・モンロー <三つのティアラ2>


 友人の紹介でシチリアの海運会社の仕事に就いたダネッタは支社長でプリンスでもあるマルチェッロと恋におちる。周囲にもマスコミにも秘密の関係を続けてきたが、妻を亡くした後は女性と短い関係しか持たなかったマルチェッロと半年以上関係を続けていることや、彼が避妊を怠りがちなことから、二人の将来に希望を持ち始める。しかし…

 「三つのティアラ」2作目は三男マルチェッロがヒーロー、他の二人の兄弟とは母親が違います。ヒロインは「復讐のウエディングベル」にヒロインの友人として出ていたダネッタ。そちらの主人公たちは名前だけの登場です。
 最初は秘密の関係に甘んじていたヒロインがそれ以上を求め始め、愛の言葉以外はすべてを差し出すヒーローとの間に軋轢が生じます。二人とも辛い経験をしてきて、結果的に思いが行き違ってしまっても真剣な思いはとても伝わってきます。で、それほど悪くはなかったのですが、足かけ3日もかけて読んでいたため後半はよくわからなくなってしまいました。すみません…

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆

2007年08月18日

ハーレクイン・ロマンス  【過去分】プリンスの甘い罠/ルーシー・モンロー <三つのティアラ1>

 7/14読了分です。

 ナニーのマギーは保育所を開くという夢をかなえるため、イゾレ・デイ・レのプリンスの子供たちの世話をする仕事に就いた。彼女は学生だった6年前に雇い主のトムに恋をしたが、実らぬままトムは他の人と結婚した。まだ会っていないプリンスの子供たちを見ているとトムのことをよく考えてしまい…。プリンス・トマソはある目的を持ってマギーをナニーとして雇った。出張から予定より早く帰宅した夜、自分のベッドでマギーが寝ているのを発見したトマソは…

 大西洋にある(らしい)島国イゾレ・デ・レのプリンスたちをヒーローにしたシリーズです。今回は次男のトマソがヒーロー。
 過去に拒絶しておいてよくもまあいけしゃあしゃあとそんなことできるなぁ、このタイプのヒーローにはホント腹が立つ~!と思いながらも読まずにはいられないんですよね。結局好きなんでしょうか(笑)。身勝手だし傲慢だしあの段階で他の人と結婚するなんて…!と怒っていても、実は最後までストーリーをかなり楽しんでしまうと。ヒーローとの対比かヒロインがけなげでかわいらしいのも○。

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

2007年08月17日

シルエット・ディザイア  【過去分】あなたを待つ夜/ハイディ・ベッツ 他 <恋人は大富豪5~7>

 一応発売順に読んでいる「恋人は大富豪」シリーズ。例によって簡単にメモ。

あなたを待つ夜 5作目「あなたを待つ夜」(ハイディ・ベッツ)は5/5読了。EPHの営業部長をつとめるカランと4年ほど秘密の恋人関係にあるミスティ。ある日ミスティは妊娠に気づき二人の関係に終止符を打とうとしますが、先にそれを知ってしまったカランは結婚を決意します。
 ミスティはラスベガスの元ショーガールでカランより5つ年上という身分違いもの。不安に揺れるミスティとただひたすら彼女を愛し守ろうとするカランの物語です。悪くはないけれど好みとは少し違ったかも、と。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆

残酷な真実 (シルエット・ディザイア 1181 恋人は大富豪 6) 6作目「残酷な真実」(シャーリーン・サンズ)は7/12読了。エリオット家の暴露本を書こうと画策するブリジットはその取材のためやってきたコロラド州で事故に遭い、記憶を失います。彼女の面倒を見てくれる保安官マックとの恋物語。
 ブリジットは1,2作目のヒーローたちの妹でカリスマ誌の編集者。これまでの作品にもちょこちょこ顔を出し嵐を起こしそうな雰囲気を漂わせていました。それまで印象通りの若いお嬢様的な傲慢さも見せつつ、記憶喪失ということで生き生きとした飾らない素顔も見えます。暴露本出版の野望の顛末も明らかになります。

 お気に入り度:★★☆☆☆(2.5) ホット度:★★★☆☆

 7作目「危ない関係」(カーラ・レノックス)は7/23読了。勤務先銀行の不正を知り当局へ通報したルーシーは身の危険を感じ助けを求めます。彼女を守るため派遣された捜査官がカサノヴァことブライアン・エリオットで、ふたりはニューヨークのブライアンのアパートメントに身を隠します。
 5作目のヒーロー・カランの兄弟で、それまでの怪しい行動から半ば正体バレバレだったブライアンがやっとヒーローとなります。ただし職業を予想していただけに本編があまりにもまったり生活、緊張感のかけらもない(少なくとも後半までは)のは肩すかしを食らった感があります。ここはやはり○○○ものらしくサスペンスタッチで行って欲しかった。たぶんニューヨークに潜伏する(実は自宅にいるだけ)ってのがぬるさの根源のような気もします。エリオット家関連をいろいろ登場させたいゆえなのでしょうが…。そういう期待がなければ普通の甘いヒーローとして楽しめたかもしれません。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆

2007年08月16日

ハーレクイン・ロマンス  復讐の扉が開くとき/ジャクリーン・バード


 シチリアのホテルで出会って恋におちたマックスとソフィ。しかし結婚を約束したのち、ソフィはある理由からマックスに別れを告げる。7年後、ふたりはベネチアで再会し、マックスは彼を捨てたソフィへの憎しみから復讐を思い立つ…

 憎しみは愛情の裏返し~じゃないけど、ヒロインにぞっこんといってよい好みのタイプのヒーローです。けれどもストーリーにしてもキャラにしても作品全体ではかなり不満が。たとえばヒロインがいくら若かったとはいえあれは軽率じゃなかろうかと。二人の間も愛情は(心に秘めたままとはいえ)あるのに、かたくなで欲望のみのような乾いた印象を受けます。ラストも盛り上がりそうで盛り上がらなかったなあ…と。でもあまり期待をせずにさらっと読むならこれもいいのかもしれません。(正直言って期待は高かった)

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

2007年08月15日

ハーレクイン・アフロディーテ  秘密の初恋/ヴィッキー・L・トンプソン

秘密の初恋 (ハーレクイン・アフロディーテ 22) 大学を卒業して広告代理店で働く20歳のケイシーは、がり勉から脱却し、なりたい自分になろうと努力している。ある日同僚とくじ引きをして社外で剪定作業をするすてきな男性に声をかける役になったが、彼は義兄の友人でケイシーの初恋の人サムだった。大人の女性になるための一歩として短い恋の相手を求めるケイシーだったが…

 ヴィッキー・L・トンプソンは「二人だけの夏」以来、恋のアバンチュールを求めるヒロインというどうも似たよ~な設定が多いと思っています。今回は勉強に没頭してきたせいで恋愛とはあまり縁がなく、これからたくさん恋を楽しみたいハタチの若いヒロインと、逆に遊びの恋は終わりにしてそろそろ腰を落ち着けたい三十路ヒーローが主役。ヒーローはヒロインが友人の妹とは気づいていないので、彼女が20歳だということは知りません。そこですれ違いが生まれるわけで…。ま、そこはよかったのですが、いわゆるアバンチュールの部分がもうひとつ楽しめなくて、うん。多くページが割かれているので(と言うかメイン?)好みに合う方ならいけるんじゃないかなーと思います。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

2007年08月14日

文庫その他のロマンス  獅子の花嫁/コニー・メイスン

獅子の花嫁 11世紀、14歳の領主の娘アリアナはヘースティングスの戦いで父と兄を失う。領地と彼女自身は獅子と呼ばれるウィリアム王の臣下のライアンに与えられ、彼と慌ただしく結婚式を挙げた後にアリアナは厳格な修道院に閉じこめられた。5年ののち、ウィリアム王の命によりアリアナを迎えに来たライアンはその美貌に魅せられ、アリアナも敵である男への反抗心と同時にライアンに惹かれてゆき…

 サクソン人の美姫と庶子のノルマン騎士…といえば「狼と鳩」を思い出します。この時代を舞台にするということはある程度までお約束なのかなとも思ったり。というわけで設定はとても似ているのですがウッディウィスほど複雑なストーリーではなく、あまり深く考えずに楽しめばヨシ!みたいなノリで面白かったです。惹かれつつも敵であるノルマン人の男に対する怒りを心の中でかき立てるヒロインと、彼女に夢中になりつつも心を開けないヒーローが、時に迷い道を誤りながらも深い絆を結んでいくストーリー。サービスシーンもふんだんにあり、飽きずに最後まで楽しめました。

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★★☆(4.5)