2007年04月30日

ハーレクイン・ヒストリカル  名うての貴族/ニコラ・コーニック <読書会の秘密1>

名うての貴族 朝レイチェルが川岸で読書をしていると突然一糸まとわぬ男性が川から上がってきた。仰天しながらもうっとりと見つめたレイチェルはそれが両親の仕事仲間で幼なじみのコーリーだと気づく。狼狽えるレイチェルをコーリーはからかうが…

 ニコラ・コーニックの新シリーズ「読書会の秘密」1作目です。小さな村の読書会に参加するレディたちの恋とフランスのスパイの謎が中心となります。

 今回のヒロインは考古学者の両親と各地を移動する生活を続けたため、一ヶ所に落ち着いた生活を望む女性。一方のヒーローは考古学者で自らの冒険心の赴くまま生きてゆきたい男性、将来に正反対のものを望む主人公たちというわけで、これは現代物でもよくあるテーマですよね。個人的には今回の見所はうぶなヒロインを前にぐっとこらえるヒーローでしょうか。信頼しきった兄のような幼なじみの関係から踏み出すためには、キスひとつさえなかなか、なかなか…じれったいのよ(そこがいいの)!

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

2007年04月18日

ハーレクイン・ロマンス  愛したのはシーク/ジェイン・ポーター

愛したのはシーク 子供の写真集を出版するため各地を旅しているカメラマンのタリス。バラカの小さな町の市を取材していたとき突如銃声が鳴り響き彼女は馬に乗った男たちの一団にさらわれてしまう。タリスをさらった男はここはバラカではなくワーハだと言い、彼女にスパイの容疑をかける…

 砂漠の国バラカが舞台だった「スルタンの花嫁」「砂と太陽の国で」の関連作です。今回はバラカの隣国ワーハが舞台です。「砂と太陽の国で」はこんな理由から未読です。
 最初のほうはいかにもアメリカ人ぽいヒロインでうんざりさせられました。が、後半のふたりは恋に落ちたというのとはまた別の印象ですけど、強く結ばれていく感じがなかなか良かったんじゃないかなあと思います。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆

2007年04月17日

ハーレクイン・ロマンス  憎しみは愛の横顔/ルーシー・モンロー

憎しみは愛の横顔 小さな宝石店で働くエリーザを恋人だったサルバトーレが訪ねてくる。大きな取り引きを控えた宝石店の防犯面が心配というエリーザの父親の要請からだった。一年前サルバトーレの子を妊娠したエリーザは彼にそれを告げたが彼は自分の子だとは信じず、彼女は流産し…

 普段はそんなに好きでもないルーシー・モンローですけど、今回は好みかも。面白かったです。ヒーローがヒロインをめちゃくちゃ酷い目にあわせまして、そうなった理由が少しずつ明かされていきます。で、それがまたヒロインに更なる苦痛をあたえることになり、ホントにひどいヒーローだよう、最後のほうは泣きそうでした。最初からヒーローにズタズタに傷つけられるヒロインの苦しみがとても伝わってきて、でも彼がそうしてしまった理由を理解も出来るし、ヒロインがヒーローを受け入れる理由もわかるのよね。はぁ~ドラマにどっぷり浸った感じです。

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

ハーレクイン・ロマンス  恋が仕掛けた罠/リー・ウィルキンソン

恋が仕掛けた罠  理学療法士のマデリンは爆発事故で夫を亡くし入院中の母の面倒を見ながら診療所で働いている。ある日患者として訪れたレイフにその日のうちに食事に誘われる。そのまま一夜を過ごし彼とつきあい始めるが…

 前半は甘い誘惑がつづき悪く言えば単調でこんなものかな?と思っていたら後半はいつものリー・ウィルキンソンぽい展開に。これを待っていたのよ。ヒーローは甘いタイプなのでそれほど劇的にはならないし予想がつく範囲なので、まあまあってところでしょうか、それも嫌いじゃないんですよね。ある意味安心して読めました。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆

2007年04月15日

ハーレクイン・ロマンス  曇りなきエメラルド/ペニー・ジョーダン

曇りなきエメラルド 結婚直前に婚約者を友人に奪われたジョディはハネムーンで訪れるはずのイタリアをレンタカーでひとり旅していた。道に迷いタイヤがパンクして立ち往生していたところへひとりの男性が通りかかる。助けを求めたジョディに彼は妻になってくれれば助けると言う…

 ヒーローは遺産相続の条件を満たすために早急に妻が必要で、会ったその場でヒロインに結婚を提案します。無茶と言えば無茶なんですが、読んでいて何故か傲慢ヒーローって久しぶりじゃない?と言う気がしました。そして何故だかわからないけどこの作品好きだわ~。それぞれ理由があっての便宜結婚を決め、(特にヒーローの場合)心にバリヤーを張り巡らせているのに互いに魅せられてしまう…。ヒロインのガードは弱すぎるかしら。でもどうなるどうなる?とワクワクしながら読めました。

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

ハーレクイン・シリーズ  カンヌの誘惑/フィオナ・フッド・スチュアート、シャロン・ケンドリック

カンヌの誘惑 2作読み終わったのでそこまで。

・プリンセスになる日

 主演作がカンヌに出品された新進女優のヴィクトリア。イギリスの小さな村育ちの彼女はストレスから、ある夜知り合った女性に紹介された医者で薬を処方してもらっていた。しかしそれが薬物中毒としてスキャンダルとなり、彼女はカンヌで知り合った小国のプリンス・ロドルフォと彼の国マルヴァリーナで身を隠すことに…

 ちょっと期待はずれ。ヒロインが純粋なのか世間知らずなのかそれとも単なるおバカなのか、あまり咬みごたえがなくなすがままという感じでした。ヒーローも優しくソフトではあるけれど、結局誘惑することしか考えていないのでは?と思ってしまったし。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆

・情熱の果てに

 主演映画のプレミア上映の席で別居中の夫マテオと再会したジェニファー。早速言い合いを始める二人だったが、その後のパーティを抜け出すために乗ったエレベーターが故障し二人きりで閉じこめられてしまう…

 「妻を買った億万長者」もきっついなーと思ったけど今回のもあまりに生々しすぎてげっそり。それにあっちは7年別居していたわけだけどこっちはわずか半年よ半年。いくら結婚が破綻したからって浮気は浮気でしょう…ヒロインが受けたダメージをそのままかぶりましたよ、はい。今作でもその部分はきっちりストーリーに絡めてきているんですけどね、そこを除けば(あるいはなかったことと思いこめば)まあまあ面白かったんですが、でもやっぱり勘弁してください。

 お気に入り度:★☆☆☆☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

2007年04月14日

ハーレクイン・ロマンス  傷心のプリンス/キャロル・モーティマー <華麗なる兄弟たち3>

傷心のプリンス サフィーは思いがけずパリでリック・プリンスと再会した。妹ディーの結婚式で彼女に恋していたリックと同じく失恋したばかりのサフィーは出会い、一夜をともにした。その時からサフィーはリックを愛し続けてきたが…

 「華麗なる兄弟たち」の3作目、三男で脚本家リックがヒーローです。今回はショウビズにはあまり絡んでこず、前二作で謎めいてクールに思えた三男の意外な姿が。

 3作のなかでは一番好きです。一夜の恋ものやシークレットベビーものが結構好きというのが大きいと思いますが。それでも五年前に会ってはいるけど二人とも精神的にぐらぐらしていたわけだから、再会して改めて相手への愛を確認していくというのは流れが良かったんじゃないかなーと思います。もちろん序盤はヒーローがいつまで未練持ってんのもうといらつきましたけど、その後のアプローチは熱心だったので許します(笑)。

 お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★☆☆☆☆