2007年01月30日

ハーレクイン・ロマンス  復讐という名の愛/メラニー・ミルバーン

 かつて清掃係の息子だったケインが十年ぶりにマーサー家に現れる。彼はマーサー家の娘ブライオニーにマーサー家の財産全てを自分が所有していると告げ、彼との結婚に同意しなければ彼女の両親が刑務所行きになると脅した…

 設定からして良くあるパターン、すごくベタなんですけど、ああもうこういうのが読みたかったんですよ!ときに冷たく復讐心を燃やしつつも熱く甘いヒーロー。ときに高慢な態度を見せるお嬢様ヒロインも、実は初々しかったり、友人に「彼が留守で寂しいでしょう」と指摘されてからそれが本当だと気づくあたりとか、うぶでかわいい面もあったりして。ヒーローの傷をめぐるエピソードもめちゃめちゃツボ。ヒロインとの小さな想い出を大切にして生きていくヒーローってたまらないわ。後半は割とホットになりますがそれもまたよし。久々にすごく嬉しくなり余韻に浸っています。

 お気に入り度:★★★★☆(4.5) ホット度:★★★★☆

2007年01月28日

ハーレクイン・ロマンス  シークの囚われ人/エマ・ダーシー

 姉に会いに行くため乗組員としてヨットに乗ったエミリーは所有者が麻薬密売人であると知り、港に停泊している間に逃げ出した。しかしそこは私有地でエミリーはシークに囚われてしまう…

 主な舞台はアフリカ東海岸タンザニア沖のザンジバル島。紅海のリゾートで働いていたヒロインがジンバブエ在住の姉と落ち合うためザンジバルのストーン・タウンに向かいトラブルに見舞われます。ヒーローのシークは尊大で誇り高く傲慢だけどヒロインの苛立ちや焦りに行動で応えなかなか魅力的でよかったです。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆

2007年01月27日

ハーレクイン・ロマンス  過ちの代償/キャロル・モーティマー

 双子の妹ローラと探偵小説を執筆しているレオニーはローラの恋人ハルの父親でホテルチェーンを経営するホークの訪問を受ける。ホークはローラが財産目当てで年下のハルを誘惑したと非難し結婚するには早すぎると告げたが、レオニーに魅せられその夜再び彼女の家を訪れると…

 1987年の作品、長編でN程度のページ数があります。裏表紙には「愛を信じない人に~」とあるのですが、それはヒロイン、ヒーローのどちらでしょう?ヒロインはつらい過去も含め幾重にも秘密のベールに覆われていて、謎めいて感じます。それに比べるとヒーローは結構分かりやすいんですよ。だからヒーローに自分を預けることが出来ないヒロインのほうを指しているのかなと思いましたが…。ただ、今回は脇の登場人物が多くて(本筋に絡む人も絡まない人もいて)、誰がどんな問題を抱えてるんだっけ?と、ストーリーがごちゃっとした印象を受けました。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆

2007年01月25日

ハーレクイン・ロマンス  終わらない誘惑/マーガレット・メイヨー

 カースティとルーチョは恋人同士だったが彼は仕事で成功することのみを求め、二人は別れた。別れた後に妊娠に気づいたカースティは彼に何も告げずに16年が過ぎたが、娘ベッキーの願いでカースティはルーチョに連絡を取る。ルーチョは娘と良く知り合うためにスペインで過ごすことを提案し…

 将来に対する意見の食い違いから別れ、妊娠を告げたとしても彼は歓迎しない、あるいは責任を取ると言い出したとしても彼女を責めるだろうという予想から、ヒロインは16年の長い期間事実を隠しています。これは難しいねー。結婚なんて眼中になかったヒーローだからたとえ知らせたとしてもヒロインの予想が当たっただろう感じもするし、かといって父娘を引き離してしまったのはあれだし。そんな主人公二人のぶつかり合いを経て互いへの思いを強く+再確認していくストーリーでした。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

2007年01月22日

ハーレクイン・ロマンス  カンヌで恋して/キャスリン・ロス

 死んだと聞かされていた父親をTVで見たリビー。彼がアメリカの俳優であると知り二重の驚きとなったリビーが連絡を取ろうとカンヌへ行く手配をすると、父のエージェントのマークからメールで食事に誘われる。そしてリビーを空港でマークが待ち受けていて…

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★☆☆

 いわゆる誤解ものの部類に入りますでしょうか。有名俳優となった父親に近づきお金を要求する娘と思っているヒーローと思われているヒロイン。ただしヒーローも激しく責めたりすることはなく、あくまでもマイルドなヒーローです。

2007年01月21日

ハーレクイン・ロマンス  妻を買った億万長者/シャロン・ケンドリック

妻を買った億万長者 別居中の夫アレクシスに離婚を求める電話をかけたビクトリア。結婚生活にけりを付けるためばかりでなく慰謝料も必要としていたからだった。ビクトリアが不実を働いたと思っているアレクシスは彼女にアテネに来るよう言い渡す…

 冒頭はヒーローが愛人といちゃつくシーンから始まり、うーん…これにはかなり引きました。7年間別居していたとはいえそれをどう受け入れていくかってことが問題。私はこのインパクトから逃れるのはちょっと難しくて。ただヒーローにとって意味のある女性(いわゆる大切な女性)じゃなくあくまでも愛人であるというのは、作者が彼女に名前すら付けていないことで示しているのだと思います。
 ストーリー自体は緊張あるセクシーな雰囲気で、傲慢且つ尊大なギリシャ系ヒーローもかなり必死になります(でも前述のあれからするとこれじゃまだなまぬるいー)。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★★☆

2007年01月18日

ハーレクイン・ロマンス  罪深い喜び/ペニー・ジョーダン <華麗なる日々3>

罪深い喜び ルーシーは長い間管財人のマーカスに想いを寄せていたが、気持ちをぶつけることが出来ずに他の男と結婚し、その結婚も破綻した。別れた夫のせいで倒産寸前となったプレタ・パーティを建て直すため、ルーシーは今、共同経営者となりうる投資家を探している。大伯母のパーティに出席したルーシーは帰り道マーカスにキスされ…

 イベント企画会社プレタ・パーティを中心とした3部作の最終話。前2作のヒロインたちが結婚によってプレタ・パーティを去り、社長のルーシーは経営難に陥った会社を救おうとします。

 ヒロインの相手がマーカスと分かり、ヒーローはヒロインを(ヒロインの結婚期間中)どう思っていたのか?好きだったの?何とも思っていなかったの?が一番興味のあるところでした。まぁヒーローがこんな感じではヒロインが間違った方向へ突き進んでしまったのも無理ないかも。行き過ぎではあるけど。ヒーローはクールというか冷たいんですよね、最初は。ヒロインのほうは最初からヒーローに首ったけな分、前夫との間の傷が浅く深刻なムードにはならなかったのは読んでいて楽でした(これは好みによりますね。傷ついた心を修復するロマンスが好きな方もいらっしゃるでしょう)。

 お気に入り度:★★★☆☆(3.5) ホット度:★★★★☆