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2006年12月12日

ハーレクイン・ヒストリカル  新天地の花嫁/ヘレン・ディクソン <リージェンシー・ブライド6>

新天地の花嫁 クラリッサは戦争で兄と婚約者を失った。長男を亡くし失意の父ハリーはギャンブルに明け暮れ財産の殆どを失う。クラリッサは弟に屋敷を受け継がせるため、心を亡き婚約者に残したままアメリカから来た農園主のクリストファーとの結婚を承諾する…

 「リージェンシー・ブライド」最終話は少し趣向を変えて摂政時代のアメリカの話になります。半島戦争等の欧州でのナポレオンとの戦いが背景になることが多いリージェンシーものですけど、この時代はアメリカとの間も穏やかでなかったのですね…と復習。

 女主人役を求めクラリッサを見初めたヒーローと死んだ婚約者を忘れられないヒロインなのですが、前半から波乱含み。後半はまた一気に湿度が上がってアメリカ南部が舞台になり、いつものリージェンシーものを期待していると展開はアメリカものっぽいドラマチックなものになっていきます。西部じゃないけどアメリカ西部ものをイメージしていただけるとわかりやすいかも。ヒロインがしっかり者なので(特に後半)サクサク読めた感じがします。ストーリーは面白かったけど、個人的にはラブラブ度がもっとあっても良かったかなぁというのと、あの人はちょっと気の毒に思いました。

 お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆

Wiki RomanceWikiより

 ヘレン・ディクソン(HelenDickson)著
 井上碧訳
 原題: Master of Tamasee
 2006年12月5日発行
 ハーレクイン・ヒストリカル HS-272
 リージェンシー・ブライド6
 ISBN: 4-596-32272-4