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2006年09月18日

読書日記  読書日記 April, 1998

四つ葉のクローバー 1998.04.30 I-1151 愛を見失う前に ミランダ・リー

 看護婦ジュディスは亡き雇い主の息子レイモンドと婚約したが、彼の取引相手としてアレックスが婚約披露パーティに招待されていると知り動揺する。アレックスはジュディスのかつてのフィアンセ、サイモンの親友だった。
 一気に読みました。面白かったといえばその通りですが何か物足りない気もします。人気作家だけにツボはおさえてあると思うのですけれど。

四つ葉のクローバー 1998.04.29 I-1144 ゲームは終わらない ナタリー・フォックス

 ケイトは憧れの会社オーナー、コンラッドのいるスペイン支社への出張に心躍らせる。だがコンラッドの弟で共同経営者のガイとケイトの上司でガイに夢中のロレインも一緒だった。マルベリャに着いたケイトは素敵なゲストハウスで夜を過ごし、翌朝。。。
 スペインの強い日差しと影、ゲストハウスの農家のひんやりとした日陰が浮かびます。「熱くかぐわしい地中海の夜」という言葉が本当に感じられます。話自体はどこかで同じ話を読んだ、みたいな気もしますが充分楽しめました。特にP150のやりとりが好きです。

四つ葉のクローバー 1998.04.29 R-1384 身代わりの花嫁 キム・ローレンス

身代わりの花嫁 :Amazon ロージーは双子の妹エリザベスに頼まれ、彼女のフィアンセ、モーガンの屋敷にやって来た。エリザベスの話ではモーガンは祖父の遺産を相続する条件を満たすため結婚相手を求めていた。だがエリザベスは他の男と結婚することを決め、ロージーに当座の身代わりになるよう求めたのだ。
 前半は面白かったと思います。カテゴリーロマンスならではのムリムリの設定でも問題なし。互いに惹かれ合い、そして強引な求婚、など雰囲気もなかなかセンシュアルに。でも後半は何を読んでいるのか分からなくなってしまいました。好きなの、嫌いなの(それはない)、わからないの、どれなんだ!最後の南の海、島、そして*という展開ならP.ウィルソンの「楽園の憂鬱」の方がよかったですし。邦訳1作目ですので、次作に期待しています。

四つ葉のクローバー 1998.04.24 オーチャード・ヴァレー物語 デビー・マッコーマー
   I- 856 氷のヴァレリー I- 864 炎のステファニー I- 869 そよ風のノーラ

 オレゴン州オーチャード・ヴァレーのりんご園主デイヴィッドが心臓発作で倒れ、長女のヴァレリー、次女のステファニーが帰郷、地元で看護婦を務める末娘ノーラと三人が揃う。ヴァレリーは主治医のコールビーから、父親が自分とコールビーの結婚を望んでいると知り唖然とするのだが。。。
 読む前、三人姉妹のどろどろ愛憎劇を想像していましたが、D.マッコーマーじゃそんなはずはなかった。たくさんの愛や優しさにあふれた物語です。デイヴィッドは三人の娘の未来を臨死体験で知る、これが面白いところ。また三人とも違った個性を持ったヒロインなのも読み比べてみるといい感じです。まっすぐなヴァレリー、情熱的なステファニー、穏やかなノーラ、それぞれに大切なものがあり、深い愛情、恋だけでままならないヒーローとの関係を悩みます

四つ葉のクローバー 1998.04.11 I-1143 愛は遠い旅路 サンドラ・フィールド

 小児科医トロイは同僚の女医とのデートの最中、1年前に出ていった妻ルーシーのことを忘れられないと気付く。研究機関からの誘いを受け新しい土地でスタートを切るか、ルーシーとやり直すか、トロイはルーシーに会うためにノバスコシアの小島に向かう。
 なかなかでした。トロイの視点から語られていますので、ルーシーの心がはっきり分からないもどかしさが伝わります。ホントによく分からないんです。後半、トロイが大声をあげるシーンがありますが、こういったシーンっていつもヒロイン側から見ていますので興味深いです。読んでいて大抵「何、急に」とか思うんですが。カナダ作家の十八番(?)美しい自然も見所です。

四つ葉のクローバー 1998.04.06 R-1382 不機嫌な秘書 ジェシカ・スティール

 アシュリンの父親が突然会社を売り、その役員につくようアシュリンに命じた。プライドの高い両親に逆らえず、役員会に出席したアシュリンは、出会う前から敵意を抱いていた買収相手のカーターに会い、思いがけず昼食を共にするのだが。。。
 いつものJ.スティールのパターンです。スティール流ユーモアと敵意の中でいつしか愛が芽生えるというもの。面白かったのは、ヒロインの仕事です。語学の才能に恵まれたヒロインが、首席渉外担当、つまり電話番としてコミニュケーション能力を発揮するところは楽しい。髪に関するヒーローの質問をかわすヒロインのセリフは映画「めぐり逢い」の台詞なのか、それともこういった時の決まり台詞なのか?わかりません。

四つ葉のクローバー 1998.04.06 T-27 忘却の口づけ ラス・スモール

 ロマンス作家のリンはエージェントにSF作家ケビンとの共著を持ちかけられる。二人の男性に裏切られたことがあるリンは渋るが承知してしまう。ケビンがリンの家を訪ねて来て、リンは惹かれるものを感じる。一方のケビンはリンに会って一目惚れ、積極的にリンの生活に入ってくる。。。
 すごくL.スモールらしいストーリーです。奇想天外とも言えるセリフを仕掛けてくるヒーロー、応じるヒロイン、彼女らしいユーモアにあふれています。二人の仲も、一歩前進と足踏み(ヒーローからなかなか電話がなかったり、訪ねてこなかったり)の繰り返しで時々見失ってしまいましたが、とても楽しく読めました。ただちょっと長かったかも。

四つ葉のクローバー 1998.04.03 R-1379 嵐の中の二人 ダイアナ・ハミルトン

 モロッコへ休暇旅立つ前の夜、ハンナはレストランで視線を向けてくる男に気づく。社長の息子のジェラルドの誘いを断っているときだった。翌朝、迎えの車に乗り込んだハンナはいつの間にか車が空港とは違う道を走っていることを知り、更に運転手が夕べのレストランの男だと分かり。。。
 D.ハミルトンの中では久しぶりに合格、という気がします。ヒーローのヒロインに対する理不尽な言いがかりは王道。そして、誘拐された側が恋に落ちてしまうというのも。読んでいて「なんで分からないんだ」と何度も思うんですが、その自虐的なところ(誘拐もの自体がそうですね)がなんかいいんです。あえて言えば、ラストはちょっと唐突な気がします。

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読書日記 March, 1998 (2006年09月13日 06時54分)