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2006年08月08日

シルエット・ディザイア  最後の夜に/シャーリー・ロジャーズ <富豪一族:知られざる相続人3>

最後の夜に―富豪一族 知られざる相続人〈3〉 妻ヘザーの流産がきっかけとなって夫ジャスティンは家を出て行った。別居して一年後、ジャスティンはもう一度やり直したい、一緒にテキサスの生みの母の元へ行って欲しいと言ってヘザーの元を訪ねる。だがヘザーはふたりが別れる直前に妊娠し、ひそかに出産していた…

 富豪一族:知られざる相続人3作目。前作ヒロインの双子の弟がヒーローとなります。

 シークレットベビーものを読むときは大抵ヒロインサイドから読むことになりますが、今回は珍しくヒーロー視点。普段なら「そこで言っちゃダメ~」「なんで怒るのよ>ヒーロー」と思いながら読むところを、「何故早く言わないのっ」「そりゃ怒って当然」と逆の感想を持つのが新鮮でしたね。だから前半はヒロインひどい!怒 とずーっと思ってました。フォーチュン家の相続人だとわかったとはいえジャスティンのこれまでの境遇、今の孤独さはホントに気の毒で読むのがつらかった。だからこそヒロインの仕打ちは余計残酷に感じたんです。前作でエマ(ジャスティンの姉/ヒロイン)はミランダ(ふたりの母親)に怒っていたけどさぁ、情状酌量の余地は…どうなんでしょう?不満といえば、互いにシンパシーを感じている双子のエマとジャスティンなんだけど、肝心のふたりの会話場面が前作でもこの本でも殆どないのが残念でしたね。で、ラストでは主人公ふたりの心情が事細かに書かれていたので結構納得すっきりしました。

 メモ お気に入り度:★★★☆☆ ホット度:★★★☆☆(3.5)

Baby of Fortune (Desire, 1384)
 Wiki RomanceWikiより

 シャーリー・ロジャーズ(ShirleyRogers)著
 逢坂かおる訳
 原題: Baby of Fortune
 2006年8月5日発行
 シルエット・ディザイア D-1142
 富豪一族:知られざる相続人3
 ISBN:4-596-51142-X
 舞台:ピッツバーグ、サンアントニオ