2006年01月19日

ハーレクイン・ロマンス  侯爵と見た夢/サラ・クレイヴン

侯爵と見た夢 オーソドックスな展開の作品です。
 ガイドとして働くポリーは伯爵夫人の付き添いとしてイタリアへ同行する。ところが到着したホテルで彼女を出迎えたのはかつてイタリアで恋に落ちたサンドロだった。伯爵夫人はサンドロの親戚でポリーを呼び寄せたのもサンドロの計画だとわかり、ひそかに彼の子供を育てていたポリーは…

 3年前にサンドロと別れさせられたヒロインですが、彼と再会してまたいわゆる互いに引き合う力に気づきます。ヒーローは最初から迫りまくる強引なラテン男なんですが、最初はとばしていたんだからあと一押しあっても…とじらされました(笑)。冒頭でちょっと嫉妬させたり、最後の手紙のシーンもグー。別れさせられたあたりの事情などは(お約束とも言える)悪役も登場して最後までもつれます。
 最近ふうの味付けはしてあるものの、安心して読める定番シークレットベビーものと言うところでしょうか。

メモ お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

2006年01月03日

シルエット・スペシャル・エディション  愛に目覚めるとき/ジュディ・デュワーティ <ある運命の物語1>

 大型連作シリーズ「ある運命の物語」1作目です。
愛に目覚めるとき 赤ん坊の頃に養女となり、ぶどう園を手伝っている内気な性格のリサ。経営コンサルタントとしてぶどう園のコテージに滞在することになったサリバンに惹かれるが、思いがけない出来事が彼女を待っていた。。。

 養父母を愛し彼らの愛情を信じつつも引け目を感じ、今まで経験した恋愛に最も近いものは恋愛小説という地味で超内気なヒロイン。ヒーローを見てスコットランドの領主を想像してしまいます。かわいい。ヒーローは離婚経験があり女性とのつきあいと言えば後腐れのないものだけというドライなタイプ。まぁ実はその内側に傷つきやすい面を隠しているのですが…。二人がすぐに惹かれ合い、ゆっくりゆっくり心を通わせていく課程はとてもいいです。後半はじわっとこみあげるものがありました。

 この作品はリサとサリバンのロマンスが中心で、シリーズのほうは養子に出された子供…が中心になります。この物語の中でも少し事情が明かされます。Tの「幸運のアパートメント」シリーズのように、大きな一つテーマのシリーズ中に2部作3部作が入っている感じだと思います。(この先のシリーズを楽しみたいのでこれ以上余計な情報は求めないことにしました)

メモ お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆

2006年01月01日

ハーレクイン・イマージュ  噂の関係/キャサリン・ジョージ

噂の関係 生まれ故郷でドレス・リフォーム店を営むエイヴァリーはひょんなことから実業家のジョナスと知り合う。デートして胸がときめくが、彼がエイヴァリーの店舗の新しい家主になるとわかり…

 1800号記念ということで作者からのメッセージつきです。
 都会で仕事をしていたけれど現在は故郷の小さな町で商売しているヒロイン。ちょっとしたことから知り合い惹かれ合ってヒーローとデートをしますが、(紳士的に)積極的なヒーローに対し抑えた感じのヒロインはいつものキャサリン・ジョージ。小さなトラブルや諍いを乗り越えた先には大きな秘密(裏表紙より)があって、なかなかスムーズに行きません。
 秘密は予想していたもので、たぶんこの結論は賛否両論あるような気がします。私はハッピーエンドだからいっか、と。
 全体的にはストーリーに波のあるいつものキャサリン・ジョージ。ヒーローは結構メロメロなんですけどヒロインが頭をしゃんとした感じがあってそこが好きなところです。

メモ お気に入り度:★★★★☆ ホット度:★★★☆☆