2004年08月21日

ハーレクイン・ロマンス  男と女のゲーム/ミランダ・リー <恋はポーカーゲーム2>

男と女のゲーム リコはテレビの料理番組のプロデューサー兼出演者。初めて会ったときからポーカー仲間で未亡人のルネに惹かれていたが、会えば喧嘩や憎まれ口ばかりで二人の仲は全く進展していなかった。ある夜、定例のポーカーで良い手に恵まれたリコはルネに金銭以外のものを賭けようともちかける… 

 「恋はポーカーゲーム」の二作目。前作で主人公たちの仲を裂き、今作への期待を煽ってくれたリコが主人公。物語は彼の目線で進行し、ヒロイン・ルネの心の内は彼女自身の口から以外は全く明かされません。ルネにぞっこん、だからこそ彼女を信じ切れず不安になるリコと、とらえ所のないルネのかけひきが続きます。
 次作はアリが主人公のようで来年2月発売です。

2004年08月19日

ハーレクイン・ロマンス  ナポリから来た恋人/リン・グレアム <異国の王子さま2>

ナポリから来た恋人 財務部長への昇進確実と思われたピッパだが、新社長の一言がきっかけとなり殆ど資格のない後輩に昇進をさらわれた。上司が漏らした「不細工なピッパ」という言葉に傷ついた彼女は、友人の力を借り美しく装って新社長歓迎パーティに出席する。そこでハンサムなアンドレオと出会い、彼に誘われるままピッパは…

 前作のヒロイン・タビーの幼なじみにして親友ピッパがヒロインです。まじめで仕事一筋、他の世界を殆ど知らない温室育ちのピッパは美人であるのに身なりに構うほうではないため、新社長から「だらしがない」と言われます。社長や上司を見返してやろうと美女に変身したピッパを見初めたのが傲慢系ヒーローのアンドレオ。うぶで天然なピッパをアンドレオが振り回しているのか振り回されているのか、楽しい恋のやりとりが続きます。

2004年08月15日

ハーレクイン・イマージュ  ある出会い/ヘレン・ビアンチン

 昨夜の「チューボーですよ」はムサカでしたね。ポイントはギリシャ風ミートソース(シナモン入り)とギリシャ風ベシャメルソース(卵黄・粉チーズ入り)と見ました。夜中だというのにすぐにでも作りたくなりましたが小麦粉を切らしていたので断念。
 ムサカというとすぐに「ある出会い」(ヘレン・ビアンチン)を思い出します。はっきり言ってこのふたつは私の中でワンセットです。

 ギリシャ系富豪(子持ち)に嫁いだヒロインがある日義母の家に招かれ食事をとります。結婚は契約結婚で、二人は10歳以上の年の差があります。ヒロインは事あるごとに夫に反発し、夫の昔のガールフレンドに悩まされ、夫より年の近い義理の息子とは仲良くなりますが義母とはなかなかうち解けないままです。年齢の話題が出て食卓が険悪になったとき、ヒロインはとっさにムサカを誉め「お義母様のお手製ですの?」なんてことを言って話題を変えるのです。

 この作品はオーストラリアが舞台ですが、様々なギリシャ色が見えます。他にはギリシャ料理のイカとタコの話が出てきます。パーティでそれを出されたヒロインは辟易し「ひどいものだった」と感想を漏らすのですが、ヒーローの元ガールフレンド(ギリシャ系)を招いたパーティではあえてギリシャ料理を出しイカとタコも口にしてみせます。女の意地の張り合いですわ~♪

メモ 追記
 近いうちにヒーローの息子のスピンオフが出るようです。

2004年08月03日

文庫その他のロマンス  エメラルドグリーンの誘惑/アマンダ・クイック

エメラルドグリーンの誘惑

 先週金・土に「エメラルドグリーンの誘惑」の再読を終えました。「隻眼のガーディアン」の読後ゆえ、初読の時とはまた違った感想を持ちました。

 最初に読んだときはミステリー・サスペンス風味のヒストリカル・ロマンスと思っていましたが、「隻眼」がああいう作品だったことを考えると、「エメラルド」もヒストリカル・ロマンス・アマンダ・クイック風味。ミステリーっぽい味つけはあるけれど、あくまでも本筋はロマンスなんだなーと思いました。
 ハーレクイン出身の作家さん達が次々に文庫で読めるようになって非常に喜ばしいけれども、やっぱ「ミステリー」のひとつとして売り出してるなーと思っていました。それってもう昔の話なんですね、いつの間にか。普通の長編ロマンス(ハッピーエンドとか、主人公たちがよそ見をしないというきまりを守った)がちゃーんと読めるようになっていたんですね。