2004年07月28日

文庫その他のロマンス  隻眼のガーディアン/アマンダ・クイック

隻眼のガーディアン チルハースト子爵ジャレッド・ライダーは一族の悲願であるキャプテン・ジャックの宝の探索をし、その謎が隠されているというクレア・ライトボーンの日記がオリンピアという女性の元へ渡ることを知る。実務家のジャレッドは彼女が日記を解読してから情報を買おうと、荷物に付き添ってアッパー・タドウェイのミス・オリンピアの元へ向かった……

 面白かったです!
 見た目は海賊そのものであるのに、時計と予定を書き込んだ手帳を大事にしフレームクレスト家のフレーム(炎)に欠けると言われるジャレッド。進歩的な叔母たちに育てられ「世事に通じている」と自らを言い、図書室で冒険や旅行に関する文献を調べるのが好きなオリンピア。基本はジェイン・アン・クレンツの路線と変わりなく、実際的なヒーローと世間では変わり者と見られているヒロインの組み合わせのロマンスです。
 ストーリーは二人のロマンスがメインで、それに絡んでいくつか事件が起こるというもの。最初から語られている「クレア・ライトボーンの日記」も味つけのひとつ、本筋のミステリーと言うよりエピソードというカンジで、二人の仲を押し進めていきます。それに合わせて様々な人物が登場し、飽きさせません。
 何だろ~こういうちょっぴりハラハラドキドキ、でも基本はのんびりしたヒストリカルっていいねえ♪。読後も頬がゆるむなぁ。

2004年07月22日

ハーレクイン・ロマンス  ひと夏のシンデレラ/リン・グレアム <異国の王子さま1>

4596119783 かつて知り合った老婦人から遺産としてフランスのコテージを譲り受けたタビー。息子ジェイクのためにフランスで暮らそうと決意したタビーの元へ、かつての恋人でジェイクの父親クリスチャンがコテージを買い戻したいと訪ねてくる。再び強く惹かれ合いながらもクリスチャンを拒絶したタビーはフランスへ旅立った。

 人間関係の補足をしておくと、タビーにコテージを譲ったのはクリスチャンの大伯母です。二人の仲はいろいろな事情で4年前に引き裂かれ、クリスチャンはジェイクの存在を知らない、つまりシークレット・ベビーものです。リン・グレアムらしいセクシーな傲慢系ヒーローが暴れまくり魅力全開の一本です。

2004年07月21日

ハーレクイン・ロマンス  疑われた愛情/ミランダ・リー <恋はポーカーゲーム1>

4596119805 ドミニクとチャールズは新婚一ヶ月、ハネムーンを終えたばかり。金曜の夜チャールズが定例のポーカーに出席すると、友人のリコから「ドミニクは君の財産目当てで結婚した。探偵が集めた証拠もある」と言われる。一方のドミニクは不安を感じていた。チャールズに狙いを定めたのはお金持ちの男性ゆえ。だが会った瞬間に彼のセクシーさに惹かれ、今では本当に彼を愛してしまっていたから…

 財産目当てにお金持ちの男性を物色する女といえば、一昔前はヒロインの姉や従姉や義母の役と決まっていたもんです。ついでにヒロインもそういう女性だとヒーローに誤解を受ける…と。ところが今回はヒロインが本当に財産目当ての女性で(様々な事情から)、なのにヒーローを愛してしまって結婚したことから起こる疑惑・復讐、そして愛情の物語です。次作以降の主人公たちの顔見せも兼ねているので、シリーズで読みたい方は逃さないように。

2004年07月20日

ハーレクイン・ロマンス  ダンスはあなただけに/キャロル・マリネッリ

4596119813 友人のエイデンに頼まれて彼の従妹の結婚式にパートナーとして参列したタビサはエイデンの兄ザヴィアに会い、彼の傲慢さに腹を立てると同時に激しく心惹かれる。その夜タビサはザヴィアの誘惑に応じ激しい愛を交わして。。。

 初邦訳の作家さん。HOTな作風です。ヒーローはバリバリの傲慢系でヒロインを振り回しております。

2004年07月19日

ハーレクイン・ロマンス  世紀のプレイボーイ/シャロン・ケンドリック

4596119791 友人のパーティで彼を見たとき、イヴは運命を感じる。彼ルカはイヴが10代の頃憧れていた男性だった。翌日再会したルカはすぐにイヴを誘惑してきて。。。

 「世紀のプレイボーイ」ってタイトルはかなり大げさだと思うんですが、ヒーローがプレイボーイ、自由気ままに遊んでいたのはホント。ヒロインにとってヒーローは「初恋の想い出」の男性。激しい魅力を感じながらも距離をおこうとするイヴと、離れていても誘惑してくるルカ。いや~焦らし焦らされってめっちゃ燃えますね(笑)。

2004年07月18日

シルエット・ロマンス  シークの孤独/テレサ・サウスウィック <アラビアン・プリンス1>

4596410992 ペニーは秘書として雇われ、エル・ザフィール王国へやって来た。最初はファラ王女の秘書となるはずだったが、彼女の甥ラフィーク・ハッサン王子の下で働くことになる。ハンサムなラフィークの魅力にくらくらしながらも、ペニーは夢の実現を誓って働き始める。。。

 アラビア海に面した魔法と魅惑とロマンスの国エル・ザフィール王国が舞台のシリーズ「アラビアン・プリンス」1作目。アラビアン~なんてついているとシークものか砂漠ものかと思ってしまいますが、これはボスと秘書もの、あるいはシンデレラ・ストーリーです。亡き母と交わした「幼稚園を開く」という夢をかなえるために高額報酬の秘書の仕事に応募したペニー。(実は母親の遺産は付き合っていた男性に持ち逃げされちゃってる)ハンサムな王子に夢中にならないよう戒めながらも王国の生活は夢のような感じです。