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2004年02月26日

ハーレクイン・ロマンス  花言葉を君に/シャロン・ケンドリック

花言葉を君に byシャロン・ケンドリック 3年間付き合った恋人と別れ、ギリシャのポンディキ島へバカンスに来た女性記者のキャサリン。同じくバカンスにやってきたダブリンの実業家のフィン。レストランで偶然出会った二人は惹かれ合い、一日だけビーチで共に過ごす。帰国したキャサリンはフィンのプロフィールを知り、編集長ミランダに「ダブリンの観光ガイドを書け」と出張を命ぜられる。記者だと言うことを隠したままフィンと再会したキャサリンはフィンに観光名所を案内させ、その夜結ばれたが…

 シャロン・ケンドリックの「花言葉を君に」をゆるゆると読了。いや~いいですわぁ。ラストページまで読むとジーンとして顔がほころんで幸せな気分になる、そんな作品でした。ヒーローの魅力にメロメロになったり、怒ったり、傷ついたり、それでも彼を愛おしく思うヒロインもなかなかよかったですが、後半出てくるヒーローの叔母がいいセリフを言ってます。(ヒーローについて書くとネタバレになりそうなのでやめておきます)ギリシャのバカンスから冬のアイルランドへと舞台が切り替わるのも素敵。

ネタバレ
 一夜限りの関係なのか、それとも…?フィンの気持ちに自信の持てないキャサリンの心が(記者と言うことでご想像どおりの)ある自体を引き起こし、その結果ヒーローにも追い打ちをかけるように傷つけられることになります。この時点で読者のヒーローの点数はかなーり下がります…、ひどいです。しかしキャサリンはフィンへの愛を確かなものへと膨らませていき、言葉で語られることはなくともフィンからの思いも信じていこうとします。
 情熱的でありながら露骨すぎず、しかも結構じわっときます。中盤まで読むと邦題にヒジョーに疑問を感じるのですが、ここはぜひエピローグまで読んでみてください。

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