2004年02月28日

ハーレクイン・ロマンス  情熱は嵐のあとで/キャシー・ウィリアムズ

情熱は嵐のあとで byキャシー・ウィリアムズ ネタバレ
 キャシー・ウィリアムズの「情熱は嵐のあとで」を読了。面白かった!91年の作品だからか、最近のクールなヒロインとはまた少し違ったヒロインだと思いました。また、ヒーロー側のモノローグがないのがこんなに楽しいことだったなんて。ヒーローの心の内はヒロインはもちろん読者にも最後まで明かされないのですが、行動でバレバレ(笑)。それがおかしくてたまりません。そして最後にはそのあたりをヒロインに告白してくれて、二重の意味で読者は大満足なのですわ~。

2004年02月26日

ハーレクイン・ロマンス  花言葉を君に/シャロン・ケンドリック

花言葉を君に byシャロン・ケンドリック 3年間付き合った恋人と別れ、ギリシャのポンディキ島へバカンスに来た女性記者のキャサリン。同じくバカンスにやってきたダブリンの実業家のフィン。レストランで偶然出会った二人は惹かれ合い、一日だけビーチで共に過ごす。帰国したキャサリンはフィンのプロフィールを知り、編集長ミランダに「ダブリンの観光ガイドを書け」と出張を命ぜられる。記者だと言うことを隠したままフィンと再会したキャサリンはフィンに観光名所を案内させ、その夜結ばれたが…

 シャロン・ケンドリックの「花言葉を君に」をゆるゆると読了。いや~いいですわぁ。ラストページまで読むとジーンとして顔がほころんで幸せな気分になる、そんな作品でした。ヒーローの魅力にメロメロになったり、怒ったり、傷ついたり、それでも彼を愛おしく思うヒロインもなかなかよかったですが、後半出てくるヒーローの叔母がいいセリフを言ってます。(ヒーローについて書くとネタバレになりそうなのでやめておきます)ギリシャのバカンスから冬のアイルランドへと舞台が切り替わるのも素敵。

ネタバレ
 一夜限りの関係なのか、それとも…?フィンの気持ちに自信の持てないキャサリンの心が(記者と言うことでご想像どおりの)ある自体を引き起こし、その結果ヒーローにも追い打ちをかけるように傷つけられることになります。この時点で読者のヒーローの点数はかなーり下がります…、ひどいです。しかしキャサリンはフィンへの愛を確かなものへと膨らませていき、言葉で語られることはなくともフィンからの思いも信じていこうとします。
 情熱的でありながら露骨すぎず、しかも結構じわっときます。中盤まで読むと邦題にヒジョーに疑問を感じるのですが、ここはぜひエピローグまで読んでみてください。

2004年02月24日

シルエット・スペシャル・エディション  砂漠のシンデレラ/スーザン・マレリー <アラビアン・ロマンス:バハニア王国編>

砂漠のシンデレラ

 「砂漠のシンデレラ」を読了。このシリーズの中では一番好みにあっていたかもと思います。1作目はヒーローの両親の話に気を取られ、2作目は主人公2人ともアメリカ人だし(笑)。全体としてはびっくりするような作品はなかったけれど、普通に面白かったな~と。
 つか、あの終わり方は何なんだーっ!!続きが気になるじゃないのっ!
 

2004年02月20日

ハーレクイン・ロマンス  許せないプロポーズ/ヘレン・ビアンチン

許せないプロポーズ byヘレン・ビアンチン 『許せないプロポーズ』を読了、ちびちびと惜しみながら読みました。やはりいいなぁ、うひひ。

 ビアンチンの作品には「強引な契約結婚」「やさしく、押しの強い求愛」の2パターンの他に「カップルの波立ち」(あまり巧い言葉じゃなくてスミマセン)というパターンも増えてきました。夫婦、あるいはそれに準ずる関係のふたりにちょっとした波乱があるというもの。他の作品なら倦怠期や深刻な問題の浮上になるところが、ビアンチン作品はすべてヒーロー側では揺らぎはなくラブラブなので、ヒロインの不安というのが波乱の正体。お決まりのライバルが出てきてイライラさせられつつも、結局ヒーローが引導を渡すか、ヒロインが蹴散らして読者に快感を与えてくれる所は「あぁ、さすがわかってらっしゃる!!」と思うのです。

ネタバレ(この先ネタバレ少々)
 ターシャは27歳の弁護士。2年前から付き合い今は一緒に暮らしているジャレッドの子供を妊娠していることがわかり、子供を産むということだけ心に決めて彼にうち明ける。ジャレッドの返答は「結婚しよう」だった。ターシャはジャレッドの心に愛はない、義務感だけのプロポーズは受けられないとそれを断り、一緒に住んでいるアパートを出る。ジャレッドはなだめたり誘惑したり食事に誘ったりし、ターシャとの関係を切れないように保ち続ける。ターシャもジャレッドを誘惑しにかかる仕事仲間ソレイユに嫉妬しながらも、別居したままジャレッドとの微妙な関係を続ける……

 ほぼいつものビアンチン(笑)ということです。ジャレッドはターシャを非常に大切に愛おしく思いながらもなかなか「愛している」の言葉だけは言ってくれない、ターシャのほうもそれは同じ。ジャレッドを愛しているけれどそれを言葉にすることはなく、彼の愛情がどの程度のものなのか、彼にとってはただのベッドの上だけの関係なのだろうかと思っているのです。そして愛してくれなければ結婚は出来ない、と。そんなふたりが一旦別れ(ほんの十日ですけど)お互いへ愛情を信頼できるようになるまでのお話…とまとめたらいいのでしょうか。あのカードはぐっと来ましたわん。
 中盤はいつもどおり華麗なナイトライフ&セクシーなヒーローの誘惑付きです。